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エディットが気をつけていること

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■エディットが気をつけていること
                             2017.3.3
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         【コピペリン】による流用チェック         

エディットは,学校教材や専門資格取得のための対策本などを中心に,原稿
執筆段階から携わらせていただいています。

版元様から原稿をご提供いただく場合や,エディットが外部執筆者に依頼を
かけて原稿を作り上げる場合など,さまざまですが,原稿整理をする段階で,
「あまりに原稿がきれいに出来上がっている場合」には,「本当にオリジナ
ルの原稿を執筆したのだろうか」と疑うようにしています。
執筆者の方には,申し訳ありませんが……

原稿によっては,たまたま別の出版物で目にした内容が,流用されているこ
とがあります。
その際は,執筆者に事情を説明して書き改めていただくようにお願いします。
往々にして著者も無意識に他社の書籍の内容に引っ張られて「似通った内容
の原稿」に仕上げてしまうケースもあるようです。

大切なことは,依頼時に,類書の表現に酷似しないように注意喚起したり,
類似した表現を使ってしまう状況にさせる書籍を貸し出さないなどして,丁
寧に依頼することであると考えています。

しかし,そのような対応をしても,インターネット上で参考にした記事をも
とに原稿を執筆されるケースも考えられます。
意識的に記事を活用するのであれば,出典がはっきりしたなかで,こちらも
チェックができるのですが,無意識のうちにインターネット上の記事を流用
してしまった場合には,手の施しようがなく困ってしまいます。

そのようなときに,【コピペリン】というソフトを使って,念には念を入れ
て,別の著作物の表現を無断で使用していないか,チェックするようにして
います。
制作工程が先に進めば進むほど,無断使用の箇所をリサーチする作業は,困
難になります。
また,差し替え原稿が必要になれば,対応できる時間が捻出できず困ってし
まいます。
よって,原稿内容の信憑性を「原稿整理段階」で確認することを,エディッ
トは重視しています。

【コピペリン】を使用した編集者は,以下の点で,たいへん重宝したと言っ
ています。

・テキストデータ(PDFは不可)があれば,結構短時間でチェックできる。

・「照合文章一致率」が50%を超えるような疑わしいところだけをレポート
 化でき,該当URLと,そのURL内のどこと同じかがすぐわかるように
 なっている。

・1文ずつチェックできる。

・ちょっとした言い回しの変更や語順の変更にも対応できる。

ご参考にしていただけますと幸いです。

●「コピペリン」について
<<< http://saku-tools.info/copyperin/

(文責:名古屋本社・企画ソリューション部 伊藤隆)