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「エディット社内大学 第11講」聴講レポート

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■「エディット社内大学 第11講」レポート       2018.3.20
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午前中の名古屋は,きめの細かい春雨が降っておりました。
三寒四温の季節柄ですが,いかがお過ごしでしょうか。

今回は,エディット社内大学の最終講となる第11講「レジリエンス〜心の筋
肉を鍛えよう〜」について,レポートさせていただきます。

よろしければ,ご一読いただけますと幸いです。

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■エディット社内大学 第11講
 平成30年3月13日(火) 13時30分〜16時30分
「レジリエンス〜心の筋肉を鍛えよう〜」
       講師:社会保険労務士法人・びいずろうむ・代表 佐藤文子 氏
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「レジリエンス(resilience)」は,もともと物理学用語で「外力による歪み
を跳ね返す力」として使われてきました。
現在では,心理学用語として「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久
力」などの意味で使われています。

《難題に直面したり,ピンチに陥ったりしても決してあきらめない》

という心構えは,レジリエンスによって支えられたものです。

ならば,そのレジリエンスをどのように鍛えたら,いま以上にしなやかに強
い心をもつことができるようになるのか。

今回の講座で,さまざまなケーススタディや実践を通して,「レジリエンス
の鍛え方」を学ぶことができました。

レジリエンス(精神的回復力)は,

1)自分自身の強みを掘り下げてみる
2)自分自身の陥りやすい「フィルター」を知る
3)4つの因子(筋肉)を鍛える

という,3つの作業を通して,トレーニングできます。

1)自分自身の強みを掘り下げてみる
 →「自分の強み」「自分の弱み」をそれぞれ,『コンピテンシー一覧』よ
  り,2〜3点,見つけ出します。

▼「人事政策研究所/オリジナルコンピテンシー一覧」
 http://www.jinji-k.co.jp/consulting/resolution.html

2)自分自身の陥りやすい「フィルター」を知る
 →フィルターには,「非難」「正義」「あきらめ」「無関心」「敗北者」
  「心配」「罪悪感」という,7つの要素があります。
 →その人がもっている「フィルター」をとらえます。
 →とらえたフィルターが現実をゆがませ,ネガティブな感情を生み出して
  いることを確認します。

3)4つの因子(筋肉)を鍛える
(1)I AM 因子 (自己重要感をもつためのトレーニング)
(2)I CAN 因子 (自己効力感をもつためのトレーニング)
(3)I HAVE 因子 (周囲の支援を深めるためのトレーニング)
(4)I WILL/DO 因子 (目標や志をもつためのトレーニング)
これら4つのトレーニングを積み重ねていくことが大切であるとのことです。

私が特に興味深く学べたことが,2つあります。

ひとつは,1)の作業で,『人事政策研究所/オリジナルコンピテンシー一
覧』を眺めながら,自分の強みと弱みを見つけ出したことです。
自分の長所や短所をかなり具体的に見つけ出すことができて,意義深く感じ
ました。
また,自分が短所とした項目が,実は長所になりうるのだということに気づ
かされて,勇気づけられました。

もうひとつは,3)の(2)「自己効力感をもつためのトレーニング」で,
「自分の才能をかけ算してみる」というワークをしたことです。
自分のなかにある長所と短所をかけ合わせたとき,新しく深い才能が生まれ
出てくるかもしれないという気づきを得られました。

例えば,

・「動」の才能と「静」の才能のかけ算が,深みを生む。
・ネガティブにとらえられがちな才能は,ポジティブな才能とかけ算して活
 用する。
 (例)・優柔不断×チームワーク重視=癒し系リーダー
    ・否定的になる×行動力がある=リスク管理のエキスパート

……という視点のとらえ方を学べたことは,大きな収穫でした。

本講座の終わりに,「この日の学びを,仕事や日常で,どう活用するのか」,
文章にまとめました。
「将来の自分への提案書」のような仕上がりとなりました。

今年度最終回となる第11講の社内大学は,発見の多い3時間でした。

(文責:名古屋本社 伊藤隆)