編集プロダクション エディット|教材編集・資格書編集・一般書編集

第2章 知っておこう,本づくりの流れ

3.企画立案−−自分の興味・関心から

出版企画書−−書名から宣伝方法まで
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すばらしいテーマが見つかったとしても,それですぐに本ができるわけではない。アイデアだけで商品ができないのと同じだ。

本の企画」にはいろいろな要素がいる。テーマ・題名・読者・主旨・内容・構成・著者・発行時期・仕様・制作日程・宣伝方法・費用など。これらの要素をまとめたものが「企画書」である。企画書は家造りでいえば設計図に当たる。設計図がしっかりしていないと立派な本はできない。

本の「設計図」を作る作業が「企画立案」だ。

だれに読んでもらうか。テーマは何か。著者をだれにするか。タイトルを何とつけるか。どんなねらいの本にするか。内容や展開はどうするか。いつ出版するか。本のサイズは?

ページ数は? お金はいくらかかるか。広告の仕方は?

本を作るに当たって,考えなければいけないこと,決めなければいけない要素はたくさんある。しかし「企画立案」で最も大切なことは「本の中身」だ。内容がおもしろいことだ。それはその本の編集者自身の興味・関心から生まれる。作ろうとする本の一番の読者はその本の編集者だからだ。