編集プロダクション エディット|教材編集・資格書編集・一般書編集

第2章 知っておこう,本づくりの流れ

13.台割作成−−ページ編成こそ編集者の腕の見せどころ

集まった原稿を1冊に仕上げる
−−台割作成(ページ編成)
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週刊誌を例に取ってみよう。最初に写真中心のページがある。むかしはグラビアページと言われていた。写真に適した印刷様式(凹版)を「グラビア」と言ったからだ。次に特集ページがくる。読者が最も興味を引く事件やテーマを取り上げたページだ。特集ページはその雑誌の売れ行きを左右する大事なページだ。そのあとは,いくつか話題になっている内容レギュラーページ・連載ものが続く。

こうした本や雑誌のページを編成する仕事を「台割作成」という。厳密にいえば1回に刷る印刷の一面を「台」といい,その台の内容と構成を決めることを「台割」という。本全体の展開と構成をつくっていく仕事だ。

「雑誌の編集」とはこの「台割作成」(ページ編成)を指すといってもよい。最後まで読ませる工夫と仕掛け,次の紙面をめくりたくなるようなページ展開−−ベテラン編集者がいちばん腕をふるう大事な仕事だ。

先に「台割」を作ることによって,大規模な取材を行うか,コラムふうにまとめるか,写真やイラストで見せるか,何色にするか,といった原稿の量や編集内容が決まる場合も多い。