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第2章 知っておこう,本づくりの流れ

14.レイアウト−−見やすい紙面づくり

専用のレイアウト用紙を作ると作業がしやすい
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文章や写真・図版・イラストといった原稿が集まると,次はそれらを一つの紙面にまとめる仕事がはじまる。これを「レイアウト」という。英字でlayout(外へ置く)つまり「配置する」という意味だ。日本語では「割付」といい,1ページ1ページの紙面を作っていく作業をさす。

文章だけの紙面の割付はそんなにむずかしくない。しかし横組にするか縦組にするか,1ページを何段組にするか,字数・行数はどうするか,見出しは何行取るか,行と行の間(行間)をどれだけ開けるか,紙面の余白はどれくらい取るかなど,決めなければいけない要素がたくさんある。

これに写真図版・イラストといった原稿が加わると,さらに複雑な割付が要求される。編集者のレイアウトセンスが試される仕事だ。しかしカラー写真色指定が必要になると,紙面のレイアウトは専門のデザイナーレイアウターに依頼するケースが多い。

レイアウトの基本は見やすい紙面づくりである。シンプルかつメリハリのある紙面づくりが理想だ。しかしテーマや内容がおろそかになってはいけない。プロに依頼するにしても,レイアウトの主導権は編集者が持っていなくてはいけない。