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第2章 知っておこう,本づくりの流れ

15.組版指定−−欠かせない写植・フォント・DTPの知識

DTP書体見本
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レイアウトが決まると,次は組版作業に入る。「組版作業」とはレイアウトにもとづいて1ページずつの紙面に文字を組んでいく仕事である。これは印刷会社や写植屋さんの仕事であるが,最近は出版社や個人でもコンピュータを使ってできるようになった。

組版作業をするためには文字の大きさ書体(最近はフォントという),写真や図版の位置罫(線)の太さや長さなど,細かい組版指定が必要だ。その指定にしたがって組版作業が行われる。編集者はフォントや組版の知識も欠かせない。

ところが,組版も活字組版から写植(写真植字)へ,写植も手動から電算へ,そしていまはDTP組版へと大きく変化している。ほんとうは「組版の進化」と言いたいけれども,この変化によって何人かの知り合いが廃業に追い込まれたことを知っているので,そう言うわけにはいかない。

いまは活字の知識は必要でないが,写植(電算写植)・フォント・DTP組版についてはきちんと勉強しておく必要がある。できれば自分でもDTPを使えるようにしたい。プレゼンテーションツールとしても大いに役立つからだ。