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第2章 知っておこう,本づくりの流れ

16.校正−−原稿・レイアウト指定紙との付き合わせ

いろいろな校正記号
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組版作業が終わると,次は校正の仕事が待っている。校正は編集者にとって神経を使う仕事だ。内容に誤りがあってはたいへんだ。また指示したレイアウトと違っていても困る。

「校正」は組版(組み上がった紙面)と原稿・レイアウト指定紙を照らし合わせて文字や体裁などの誤りを正す作業をいう。しかし校正にもいろいろなやり方や段階がある。著者校正・社内校正・外部校正あるいは初校・再校・三校などといわれるものだ。

著者校正」は原稿を書いた著者に再度内容や表現の見直しをしてもらい,これで本にしてよいかどうか許可をもらう作業だ。「社内校正」は編集者が行う校正で,初校・再校・三校と作業を進める。校正専門の社内スタッフが行う場合もある。「外部校正」は外部の専門家に内容や表記・形式に誤りがないかどうかチェックしてもらう作業だ。

初校」は最初の校正で,原稿やレイアウト指定紙との付き合わせが中心になる。「再校」は初校の直しの確認と再度の内容・形式確認。「三校」は再校の直しの確認と素読み。そして,この段階で「校了」にするケースが多い。