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エディットお役立ちレポート

2017-06-15 第12期第2回AJEC「編集教室」に参加して

【講義内容】◎読む・書く・編集する、そしてプロデュースする技術とは?
「総合的なプロデュース力こそ大切」

講師:晴山陽一(はれやま よういち)氏
出版プロデューサー/作家 (http://hareyama-shoten.com/
【講師略歴】
1950年、東京生まれ。早稲田大学文学部哲学科を卒業後、出版社に勤務。
1997年に独立し、精力的に執筆を続けている。10年連続10万部で、2007年に100万部を達成。主な著書に、『たった100単語の英会話』(青春出版社)、『すごい言葉』(文春新書)、『英語ベストセラー本の研究』(幻冬舎)、『話したい人のための丸ごと覚える厳選英文100』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。電子書籍、海外出版を合わせると約200冊。2015年1月〜2月にKindle総合1位を獲得。
2017年には晴山書店を設立するとともに、出版プロデューサーとしても活躍中。
一般社団法人実践英語振興協会代表理事、執筆・出版「晴山塾」塾長
(晴山書店HPより)

講演内容はAJECのアーカイブにてご確認ください

■感想■

私は、ちくま新書の『英単語速習術』(1998.12.20)と『英単語倍増術』(2000.2.20)の初版本を持っている。これは、前の会社にいたとき、昇格試験に英語があり、そのために買ったものだと記憶している。その試験には合格したので、一応役立ったとは思うが、今改めて、晴山さんの講演を聴いてから見直すと、プロローグの「忘れるために行うような不効率な学習は、もうやめよう。」とか「ものを覚えるには、『忘れるヒマをなくす』以外の方法はない。」などという、とても過激な発言の意味もよく分かる。こんな実用的な本にも工夫がいろいろなされていて、興味深い。

講演は、割と自慢話のようにも聞こえるが、晴山さんは、努力の人のようだ。講演後の読者との個別の対話(サインをしながら)は、とても丁寧な応対だったようだ。

編集や校正ということも大事だが、晴山さんの話から、売れている個人が書く実用書がどんな風にできているかは、とても参考になった。私たちは、資格本など、いろいろな学習書を作っているが、そこにどんな工夫を入れるといいかなどを考えるときなど、これからの編集に役立ちそうだ。

晴山さんは、紙のカードを大切にしていたが、これからは、デジタルを使った思考の構造化なども大事かも知れない。私たちは、いつでも、どこででも、考え、調べ、書くことができる時代にいる。

(文責:東京オフィス 塚本鈴夫)