1か月ほど前になりますが,インテックス大阪で開催された「関西教育ICT展」に,エディット大阪オフィスの山本華奈子が行ってきました。
その内容を「見学レポート」としてまとめましたので,ご一読いただけると幸いです。
今年で3回目となる「関西教育ICT展」は,インテックス大阪にて,8月2日・3日の2日間,開催されました。
多数の出展ブースと多種多様なセミナーの開催で,盛況な展示会でした。2日間で約8,000人が来場されました。
今回の「関西教育ICT展」で目を引いたのは,プログラミング教材でした。
プログラミングは習い事として流行しつつありましたが,小学校で使用するためのしっかりした教材が出来上がっていることを体感しました。
授業での実施や教材使用に対する現場の先生がたの感想は,これからいろいろ出てくると思われます。
その反響が気になるところですが,実際に見たり使ったりさせていただき,子どもが難しさや苦手意識をもたないように,各社うまく作り込んでいる印象をもちました。
sky株式会社さまのサービス(詳細は下記参照)に見られるように,鉛筆と消しゴムを使わずに自分の考えを修正したり共有したりして,スムーズに表現できることは,生徒だけでなく教師にとっても,得るものは大きくなるであろうと思いました。
今回の見学は,編集プロダクションにとっても,いま,教材作りに求められる力は何かを考えさせられる,よい機会でした。
同時に,変化に負けない力は,子どもだけでなく大人こそもたなければならないと考えさせられました。
以下に,印象に残った会社ブースの様子について簡単にまとめました。
スカイメニュークラス(タブレット用)の紹介をしていただきました。
>>> https://www.skymenu-class.net/
グルーピング機能として,小2算数「三角形と四角形の区別」を例にして,
この2つの作業を行い,「主体的・対話的な学び」へと導きます。
また,いろいろな操作の特徴を紹介していただきました。
→「グループワーク」ボタンを押すと,同じ活動に対するグループ内の他者の考えを閲覧・共有できる(グループは複数作成可能)。
→ 算数以外に,社会科など,さまざまな教科に応用できる。
ほかにも,「グループでの学習活動に」として,「SKYMENU Class 2018 機能」を駆使した,さまざまな手法がWebサイトで紹介されています。
>>> https://www.skymenu-class.net/function/function02.html
ロボットプログラミング教材
>>> https://www.artec-kk.co.jp/artecrobo/edu/#products
アーテックさまのHPの記事に,
「文部科学省は子どもたちが『どう,よりよい人生を送るか』を教育目的に掲げて2020年から新学習指導要領を施行し,小学校でのプログラミング教育を必修化します。
また,新たな『大学入試共通テスト』でも『プログラミング』が科目として検討されています。今後,プログラミングは子どもたちにとって必須の能力となります」
と書かれており,今後の「プログラミング教育」の重要性について考えされられました。
>>> https://www.artec-kk.co.jp/school/edison/
アーテックさまのブースでは,小学校でプログラミング活用場面として挙げられている項目(理科6年,算数5年,音楽3〜6年の学習内容など)以外にも,活用できる各種コンテンツが用意されていました。
小学校向けプログラミング教材(タブレット,PC):楽しく視覚的にプログラミングの基礎が学べる教材
>>> http://www.suzukisoft.co.jp/products/pitapro/
スズキ教育ソフトさまでは,タブレットを操作させていただきました。
アニメがとてもきれいで,「風呂掃除をロボットにさせてみる」というような身近な場面を,プログラム教育に結びつけた教材を体験しました。
大人でも楽しめるコンテンツです。